*再掲載
コービーが死去し、芸能人の自殺も多発、コロナが流行ったことで世界にとって大変な一年だった2020年。当然学生である自分もその影響を大きく受けた。
ついに社会人となる2021年を素晴らしい一年にするため、各月ごとに行ったことや反省点を残す。
1月
長期インターン先で2月から働くことが決まり、ワクワクしていた時期。
Flutterのチュートリアルをのんびりやりながら、大学のテストを忘れて簡単に取れる単位を取り逃がす。
そして冬休みに入ってからはスペイン発の海外ドラマ「ペーパーハウス」にどハマりし、一日中観まくることを中心とした生活を送る。
2月
Flutter × Firebaseでのインターンが始まる。
同時にQiitaでの発信も始め、初心者のくせに技術を世間に公開し始める。インターンと言っても実際のプロダクトに携わらせていただいたわけではなく、もう一人の学生と二人でチャットアプリを作り、教材を作るというプロジェクトを進めることに。
最初は気合が入りまくり、1週間でFlutterの入門書を終えた。(写してただけ)
3月
本格的に二人でプロジェクトを進めていくことになり、一から作り始める。
海外Youtuberの解説とソースコードをマネして認証機能やホーム画面のUIなど多くの機能を一人で作り上げ、調子に乗る。この時のモチベーションはすごく高かった。
また、某漫画サービスにハマり、Dr.stoneや鬼滅の刃、約束のネバーランドにDEATH NOTEと言った読みたかった漫画を全て制覇する。
4月
学校が始まり、インターンに費やせる時間が減る。さらにコロナが本格化したことにより、オンライン授業による課題の増加、また初めての共同開発にも関わらずオンラインで開発することを強制され、結構大変になる。
また、ほぼ海外Youtuberのソースコードをマネしていたこともあり、自分でプログラムを作り出す能力に欠け、開発の進捗が止まる。
プライベートでも彼女がコロナで会えないんだからもっと構え何たらかんたらでめんどくさくなり、ストレスを抱える。
それでも「ハッカーと画家」を読み、エンジニアとして生きていくことへの憧れを強める。
5月
発熱し、1週間ほど寝込む。寝込んでいる間も授業は出席だけしておく。
1, 2, 3年時点でGPAが1.2ほどしかなく、単位も足りていなかったので4年の前期に授業を詰め込み、気合で卒業しようとしていた。
復活後は全くモチベーションが上がらず、さらには一緒に開発を行っている相棒が急成長を見せ、劣等感に駆られる。
そしてインターン先に就職できなかった場合の保険として受けていた企業からコロナのため、最終面接を3次面接に変更すると言われる。
6月
最終面接を終えたインターン先にインターンの成果で採用するか決めると言われる。そして保険として受けていた企業に落とされる。
ここから就活をまともに行っていなかったことに焦り始め、就活サービスにヘルプミーする。
開発ではまともに貢献できず、相棒に任せっきりで実装してもらってばかりの状況が続き、一方で大学の授業は相変わらずだるい。
そしてなぜか「ドメスティックな彼女」にハマり、全巻読む。
7月
この時期からもうインターン先に入社することは諦めており、就活を本格的に始めることに。
しかし、授業、毎日のインターン、就活と全てにおいて中途半端になり、全てがさらにうまくいかなくなる。
大学のテストの合間に受けていた面接では遅れ、結局テストにも遅れるというのび太くん級のポンコツに成り下がる。
開発では引き続き使えない男として君臨。開発では貢献できないので教材の執筆作業で貢献しようと奮闘し、久しぶりに貢献している感覚を味わう。
8月
大学も休みに入り、時間の余裕ができたものの、就活の焦りからインターンを辞めることを決意。
一旦プロダクトも作り終え、教材も全て書き終わり、あとは社員さんのレビューを待っている状態だったので相棒に「ごめんなさい」して辞めた。
さあ、就活に集中するぞと思っていたが、そうはいかなかった。就活と言っても企業の調査をして、自己分析をするだけ。
別に毎日のタスクがあるわけでは無いので時間には余裕がある。
そこで以前から観たかった全8シーズン合計72時間もある超大作海外ドラマの「ゲームオブスローンズ」を観始める。
もはや就活とかエンジニアとかどうでもよくなり、「ゲームオブスローンズ」を観ることに1日の大半を使う。大半どころでは無い。
10時に起きて夜中の1時まで観続ける幸せな時間を1週間続けた。昼飯、夜飯、風呂以外の時間は全て「ゲームオブスローンズ」に費やし、この時期だけは間違いなく世界で一番「ゲームオブスローンズ」を愛している男だったと思う。
9月
ここから迷走が始まる。まず姉が結婚式を挙げ、感動。その後、エンジニアでの就活がだるくなった自分はなぜかスーツを着て、総合職で就活をしようとする。
しかし、やはりというべきか別に毎日のタスクがあるわけでは無いので時間には余裕がある。
そこで2年ぐらい前からもこうやエルトライトの実況動画を観ていて、ずっとやりたかったポケモンを購入してガチの育成を始める。しかも最新の剣盾ではなくウルトラムーン。
ひたすらタマゴを産み、個体値厳選、努力値振りを繰り返し、オンライン授業の間にはミラクル交換を行うことで現在は手に入らない「いかくニャビー」「へんげんじざい ケロマツ」などをゲット。少しの時間も無駄にしない。
待望のポケモン対戦では意外にもまだUSUM環境にも対戦をする人がいて、特殊型フェローチェとゴツメ持ちわんぱくガオガエンで勝ちまくる。楽しかった。
一方、面接では「はやく終わらせてポケモンやりたい」という気持ちと全然必要とされてないのに「俺プログラミングできるんだぜ?」という態度で面接を行ったため、大体落とされる。
10月
まだまだポケモンにハマり続けるも、10月の半ばに起業した友人から連絡が入る。
友人「就職どうなった?」
ぽぐれ「最近始めたばっか...」
友人「うちこいよ」
ぽぐれ「いいの?」
友人「うん」
エンジニアの仕事もあるということでウキウキで承諾。選考中だった最終面接までいった企業も断り、11月から働くことになる。
ここで2ヶ月熱中させていただいたポケモンに別れを告げ、再び情報収集や技術書を読んだりして意識を高め始める。
11月
友人の会社にジョインする。3日で辞める。
再びコマンドを叩いたり、技術書を読んだりしたので「やっぱり死んでもプログラミングできるようになりたい」という気持ちが高まり、エンジニア就活を再開する。
Wantedlyで探したが、もう21卒で応募できるところが少なかったのでいくつか適当に応募する。そしたら、なぜかゲーム会社でプランナーとしてインターンを始める。未だに迷走していた。そして1日で辞める。ガチでなにしてるかわからない。
今度は適当ではなく、必死にwantedlyと就活エージェントを駆使してなにがなんでもエンジニアとして職を得ようとする。
この時は最悪今年職を得られなくてもポートフォリオを充実させて、githubを育てまくって来年職を得ることを考えていた。
そんな中、一応英語でプロフィールを作成していたLinkedinに突然メッセージが来た。
12月
2018年に設立されたスタートアップの共同創業者のカナダ人。
HPを見ると事業内容も面白そうで、若くて、色んな国籍の社員が働いていてすごく良さげ。
今週時間があれば会おうということだったので会ってみたらトントン拍子に話が進む。結局会話も全部英語だった。
プログラミングテストの後、もう一人の創業者であるCEOと面談し、今週からを始めるよう言われ、インターンを始める。
インターン開始後すぐにHPの改修を任されたり、新規のプロジェクトにアサインされたりして納期のプレッシャーと自分の能力の低さにしょんぼりしつつも、日々できるようになることが増えているので充実した日々を送っている現在である。
2020年の総括
今後の展望
総じて去年ほど成長せず、堕落した1年を過ごしましたが、ずっと観たかったゲームオブスローンズとやりたかったポケモンができて満足( ˙-˙ )
大学生活最後の1年を後悔なく、有意義に過ごせたと思う。
先輩社員に助けを求めて、迷惑をかける日々が続いているけど、できないので楽しさは感じないし、先輩の時間を奪っている罪悪感で正直言って苦しい。
でも今までのインターンとか独学していた状況を比べると質問できる環境もあり、毎日少しずつだけど進歩している感覚があるので確実に目標に到達できるという確信があるので頑張れてる。
2021年4月までの残り3ヶ月ちょっとで、戦力になれるよう基礎を叩き込む。